冬の感染症にご注意を!

落ち葉の舞う季節になり、少しずつ肌寒さを感じる日も増えてきました。
この時期になると、ノロウイルスによる食中毒が流行り始めます。

ノロウイルスは、低温・乾燥を好み、感染力が非常に強いのが特徴であり、皆さんも毎年のように集団感染のニュースを聞き、または感染してしまい辛い思いをした方もいらっしゃるかと思います。

ノロウイルスといえば、二枚貝を原因食品として思い浮かべる方が多いかもしれませんが、食品を取り扱う人がノロウイルスを保有していて、そこから食品を汚染してしまう場合もあるため、二枚貝等の食品を避けていたとしても感染する可能性があります。

有名なノロウイルスの予防三原則として、細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」というものがあります。「加熱」「手洗い」「消毒」など習慣的に行うことを心がければ、感染の可能性は大幅に下がります。
こうした予防策は、ノロウイルスに限らず、様々な感染症に対して有効で

手洗いや消毒については日常的に実行している人も多いことと思いますが、その他にはどのような対策が考えられるでしょうか。
例えば私は家庭内での感染症対策として、洗面所やキッチンでのタオルの使いまわしを防ぐために、ハンドペーパーを使用しています。
会社でもハンドペーパーが導入されていたため、それを参考にしました。
結果として、家庭内でコロナウイルス等の感染が広がることもなく、家族みんなが元気に過ごせています。

感染症の脅威が増すこの季節、皆さんも予防策を怠らず、快適な冬を過ごせるようにしましょう。

健康推進だより一覧