健康診断と糖尿病と私

「健康」は、ここ数年で健康志向が高まっていることもあり、誰もが少なからず気にする話題ですよね。先んじてお伝えしますと、私は糖尿病です。
数年前に受診した人間ドックをきっかけに、主治医の指示の下、通院や食生活改善による検査と治療を続けています。
ここでは、少しだけ私の闘病生活をお話しすると共に、健康診断受診の重要性をお伝え出来たらいいなと思います。

さて、皆さん「定期健康診断」は受診していますか?
企業は従業員の健康診断実施を義務付けられていますから、私と同じサラリーマンなら毎年1回は受診していると思います。
我社では4月17日に本社で実施し38名が受診しましたが、私は毎年人間ドックを選択していますので不参加です。

ある年の人間ドックにて、血糖値の項目で引っかかってしまいました。
そして、その後の精密検査で糖尿病と診断されました。
当時の体調には問題を感じておらず、強いて言えば頻繁に喉の渇きを感じていたかな?という程度で、いたって健康な方だと自負していました。
約10年間毎年受診していた人間ドックでは血糖値がちょっと高めというだけで再検査はなかったのですが、通知が届いたときは「いよいよ来たか」と思いました。
なぜならば、私の母も糖尿病でインシュリンを注射していましたし、兄弟も軽い糖尿病と診断を受けています。やはり遺伝かなと思い残念な気持ちでいっぱいでした。

これに対応するためには白米の摂取量を少なくすることが有効であると学びました。よって現在は野菜中心の食生活に変えています。
その結果、血糖値も落ち着き随時血糖が110㎎/dl前後になりました。
食べたいものを食べたいときに楽しむことができなくなったことは残念ですが、症状悪化を防ぐため、不屈の精神をもってこの食事療法を続けたいと思います。
最後に、40歳を過ぎたあなた、一度は人間ドックを受診することを心からお勧めします。

健康推進だより一覧