2025.06.13
健康推進だより皆さんもあるかも大腸の厄介な「アレ」!
筆者は持っているのです、非常に厄介な大腸の「アレ」を。
この厄介な「アレ」は入院レベルの腹痛や下血の根源となるものです。
この厄介な「アレ」がなにかというと、大腸憩室です。
大腸憩室とは、腸管の外側に向かって大腸の壁の一部分が風船のように飛び出したような状態を指します。
憩室のできる主な原因として、食物繊維の不足、便秘、ストレスなどがあります。基本的に後天的にできるもので、40歳以上の方が多いとされていますが、食生活の欧米化により20代から憩室ができる場合もあり、日本人の25%は持っているとされてます。
大腸憩室はあっても基本的に無症状で治療などは必要なく生活できますが、大腸憩室をもっている人の約4%が憩室に炎症が発生する大腸憩室炎になるのです。
大腸憩室炎とは大腸憩室に糞便などが入り込んでしまうことが原因で、強烈な腹痛が発生します。
また、大腸憩室が炎症などで傷つくと憩室から出血し大量下血が発生する大腸憩室出血という症状もあります。
憩室炎も憩室出血も起こると軽度の場合は通院治療も可能ですが、基本的には入院治療が必要なります。筆者も過去に憩室炎・憩室出血でそれぞれ1回入院をしました。一度なると頻繁に再発するのでとても厄介です。
筆者は再発をできるかぎり少なくするため、食生活に気をつけています。腸内環境をよくするため、納豆を毎日食べたり、ジャンクな食べ物や刺激物などもおさえて生活しております。(でもたまにはハメはずします)
大腸憩室の有無は大腸カメラやCT検査で調べることができます。
皆さんも自分に厄介な「アレ」がないかを把握して、食生活には気をつけて生活して頂ければと筆者は願っております。(ほんとツラいんで!)

